お金の話

大学の学費から元を取る!?一人当たりの教育に係る経費はいくら?

大学でどうせ多額の学費を払っているなら元を取れるくらい大学を使い倒したい!

本記事はこのような意見について考えてみました。

本記事の内容

  • 大学生の払う学費
  • 学費の行く先
  • 大学生が利用すべき提供されているもの
  • まとめ

大学院に通い、研究をしながらブログを書いています。

こそあど(@ksad510310)と申します。

大学に通っていると半年に一回、学費を払わなければいけません。

しかし、何十万という金額は一体何に使われているのでしょう?

そして、そのお金のもとを取るためには何をするべきなのでしょう?

 

大学生の払う学費

まず、大学生は大学に一体いくら学費を払っているのか確認してみます。

私の通う国公立大学の学費は、一般的に次のようになっています。

区分 授業料年額 授業料半期分 入学料 検定料
学部 535,800 267,900 282,000 17,000
大学院研究科 535,800 267,900 282,000 30,000
転入学・編入学・再入学 535,800 267,900 282,000 30,000

授業を受けるときに発生する授業料、入学の際に発生する入学料、大学入学試験を受けるための検定料は以上になります。

学部、大学院、編入などでもほとんど金額は変わりません。

学部生が、4年間大学に通うと

17,000 + 282,000 + (535,800 * 4) = 2,442,000

約245万円になります。

大学院生が、6年間大学に通うと

2,442,000 + 30,000 + 282,000 + (535,800 * 2) = 3,825,800

約383万円になります。

かなりの額を払っていますが、それだけの価値あることが大学生活の中でできているか少し不安になってきます。

私立の学費についてはこちらのブログで扱っているので参考までにおすすめします。

 

学費の行く先

私の通う大学の教育に係る経費学生による納付金合計額は次の表のようになります。

教育に係る経費は、 合計 8,384,702,000 円 約84億円

学生納付金は、 合計 4,378,839,000 円 約44億円

教育にかかる経費は、学生納付金よりも約40億円もその他の収益からまかなっている計算になります。

それでは、足りない経費はどこから来ているのか調べてみたところ、多かったのが、運営費交付金収益附属病院収益でどちらも11桁の金額になります。

一般に、運営交付金教員人件費に比例しているので、教員に学費が払われているというわけではなさそうです。

つまり、私たちは学費分以上に他の収益から恩恵を受けているということになります。

考えてみるとこれってもしかして、大学病院で入院している大量の高齢者が払っている治療費が巡り巡って、私たちの学費の足しになっているということなのではないだろうか?

そのお金も結局国の税金なんだけれども。

学生一人当たりには、公の場では1,145,000円

1年で約114万円かかっている。

 

大学生が利用すべき大学からの提供物

計算してみると、国立大学は恵まれている部分があるのかもしれないという見解が得られました。

よくよく考えてみたら、計算が間違っているじゃないかと感じる方は突っ込みを入れてくださってかまいません。

それでも、大学に入学しているからには、使えるものは余すことなく使い倒しておきたいと思いませんか?

そこで、大学が提供している学生が使うべきものとは、

  • 図書館
  • ソフトウェア
  • 論文
  • 実験に用いる機械

 

図書館

私の通う大学の図書館には、膨大な量の本が貯蔵されています。

区分 和書 洋書 図書 計 和雑誌 洋雑誌 雑誌 計
図書館 530,000 218,000 748,000 9,600 3,900 13,500
医学部図書館 81,000 86,000 167,000 1,500 1,800 3,300

おおよそ100万冊以上の本・雑誌が貯蔵されています。

1冊500円の本もあれば、数万円にもなる本まであります。

一冊当たり2000~3000円としても20億~30億円ほどの価値になることが分かります。

これだけのものが用意されているのに読まない手はありません!

その上、雑誌や新聞に関しては、毎月や毎日取り寄せられています。

これだけの提供がされているのに、利用しない手はないですね!

 

ソフトウェア

これは、知らない人もいるということを聞いたことがありますが、WordやExelなどのMicrosoft office 365は大学によっては無料で配布されています。

多くは、生協でパソコンを購入したことがある人は教えてもらったりしているのではないでしょうか?

さらに、専門分野になると必要になるソフトウェアも大学で登録しているものは、無料で使うことができます。

例えば、生命科学系であれば、

  • Perkin Elmerから出ている化学構造描写ソフト Chem office & Chem draw
  • Elsevierから出ている文書管理ソフト Mendeley
  • 分子軌道計算ソフトウェア Gaussian09 とGaussView5

などなどで情報工学系の方はプログラミングソフトなどで使えるものが配布されていたりするのではないでしょうか?

普通では、扱わない専門分野のソフトだからこそ目一杯使い倒しましょう!

 

論文

様々なjouranalからの論文をすべてというわけにはいきませんが、読むことができます。

大学内という制限がついていますが、印刷したりPDFにしたりすることでたくさんの情報を手に入れることができます。

論文の雑誌一つとっても、簡単には測れない価値があります。

ぜひ、論文を読んで研究に費やしていきましょう!

 

実験に用いる機械

大学内においてある機械には、精密でとても高価なものが多く存在します。

それらの機械は、一人の学生がぽんっと出して買えるようなものではありません。

それらの機械を使わしていただき、使い方などを経験する機会なんて会社に入っても研究職に就かないとめったにありません。

その高価で精密な機械を使えるというだけでも学費を払っている意味があるというものです。

どんどん挑戦して、使い倒しましょう!

 

まとめ

大学生が払っている学費は、高くて何に使われているのかと疑問に思っていたが、教育に係る費用から学費納付金を引いても費用はもっと掛かっていることが分かった。

  • 大学生は、4年間で約245万 6年間で約383万も払っている
  • 財務表を調べてみると、学費納付額より教育に係る費用の方がはるかに多かった
  • ならば、もっと大学に用意されている機能を使い倒そう!