研究

大学院を早期卒業するのは難しい!?メリット・デメリットとは?

大学を早期卒業することにメリットはあるの?

大学院へ進むと博士課程や修士課程の人でも、早期卒業という選択肢が実は存在しています。

しかし、早期卒業という選択肢事態に気が付いてない人もいます。

そのため本記事では、早期卒業することのメリットを書いていきます。

本記事の内容

  • 早期卒業におけるメリットとは?
  • 早期卒業における条件
  • まとめ

大学院に通い、研究をしながらブログを書いています。

こそあど(@ksad510310)と申します。

早期卒業という選択は、優秀な学生は選べるが自分には無縁だと考えていました。

しかし、身近で早期卒業している方がいて少し興味を持ったので説明していきます。

 

早期卒業におけるメリットとは?

早期卒業におけるメリットは以下の3つです。

  • 大学での学費を残りの学期分支払わなくてもよい
  • 早く就職して、同期より多くの経験が積める
  • 早期卒業するだけの力を示すことができる

一方、デメリットもあります。

  • 大学で学ぶ時間が減ってしまう
  • 半期速い卒業の場合、秋季からの就職先が決まらない場合もある
  • 論文を雑誌投稿することや国際学会などの発表が必要とされる

これは、あくまで私の大学院の早期卒業に関わるメリット・デメリットです。

学部卒の早期卒業は、また別のメリット・デメリットがあると考えています。

 

それでは、メリット・デメリットについて説明していきます。

 

メリット①:大学での学費を残りの学期分支払わなくてもよい

大学での学費の問題は、早期卒業をする人に一番多い理由ではないかと考えています。

貧困家庭では、大学の学費を払うのは苦しく、最近では大学無償化制度も実施されます。

それでも減額なだけで無料というわけではないので、お金をかけずに早く卒業できるに越したことはないのかもしれません。

奨学金も借り、貧困家庭だという知り合いは、学費を半期でも払わずに済むならと早期卒業を実行しました。

しかし、1つの利点としてお金の問題を挙げているだけで、本当の早期卒業理由は別にあったそうです。

 

メリット②:早く就職して、同期より多くの経験が積める

優秀な学生ほど、できるなら早く社会に出て給料をもらいたいと思っています。

また、新しい経験を得たい、早く大企業やベンチャー企業などの会社に挑戦していきたい人もいます。

知り合いは、後者の理由でした。

この考え方については、個々人の人生設計に関わる部分でメリットと捉える人もいれば、デメリットと捉える人もいます。

せっかく大学に入学しているんだからもう少し大学生活を楽しみたいじゃん!
将来が不安だし、よく考えたい。人と違うことをやるのは怖い。
  • 大学生というステータスにまだしがみついていたい人
  • 他人と違ったことをするような決断ができず、他人と足並みそろえて生きていたい人

これらの人にとっては、早期卒業する意味が分からないと感じても仕方ないでしょう。

 

メリット③:早期卒業するだけの力を示すことができる

早期卒業に必要な要件はいくつかあります。

私の大学院では、論文を第一著者で雑誌にアクセプトされていることと国際学会での発表を行っていることだったと思います。

要件は、各大学によって異なるので、各個人でお確かめください。

 

つまり、早期卒業できる人は、次の実績が付いています。

  • 第一著者で論文が通っている点
  • 国際学会で発表している点
  • 早期卒業ができる点

そのため、会社や社会に出て、転職するときなどでも有利になる可能性があります。

その早期卒業した知り合いは、論文や国際学会での発表は面接時に有利な印象だったそうです。

知り合いは、たまたま得られた実績を利用して有利に進められただけと言っていましたが、私は、早期卒業が人生の中で自ら決断し、何かを成し遂げていく自信になるのではないかと感じました。

 

デメリット①:大学で学ぶ時間が減ってしまう

大学は、専門的な学問を学ぶために進学する人が多数です。

大学院ともなれば、研究をしたいと決意して入学する人が多く、まだ実験していたい、勉強していたいという思いは少なからずあるでしょう。

勉強する時間が半年、一年減るのは大きな問題かもしれません。

しかし、それを越える社会に出て成し遂げたい夢を理由に、早期卒業を選ぶそうです。

それに、勉強する時間を考える人ならば社会に出ても学び続けることは可能でしょうし、会社によっては博士課程取得のために再度、大学院後期課程に進学もできます。

自由な時間だけにとらわれず、働きながら時間を作っていくということ意識すれば気にならないデメリットかもしれません。

 

デメリット②:半期早い卒業の場合、秋季からの就職先が決まらない場合もある

基本的に、どこの会社も4月はじまりで入社式が行われます。

そのため、半期早い夏季卒業の人は、秋季の就職先が見つからない場合があります。

博士課程への進学を考えている場合は、秋季からそのまま博士課程へ進学しますが、秋季から働き始められる会社は、探すことが難しいのではないかと思います。

知り合いは、ベンチャー企業や自由度の高い会社を探していたようで、面接時の交渉で秋季から働ける会社を運よく見つけていました。

見つからなければ、早期卒業していないと言っていましたので、半期での早期卒業では就職先を見つける負担が大きくなると考えられます。

 

デメリット③:論文を雑誌投稿することや国際学会などの発表が必要とされる

メリット③で説明したように、論文投稿や国際学会での発表はもちろん実績となり、早期卒業の要件を満たすために必要になるのですが、負担は大きいです。

そばで見ていましたが、論文投稿では半年以上かけて苦しみながら書いていて、国際学会では口頭での英語発表ということで準備も大変そうでした。

また、その上短期留学もしていたのでよくハードワークをこなせたなと尊敬しています。

非常に、労力が必要で優秀な方ならそつなくこなせるのかもしれませんが、多くのストレスにさらされることは不安要素でしかありません。

早期卒業は、魅力的だと感じますが、そう簡単にはできないです。

 

早期卒業の条件

早期卒業に関わる条件は、大学によって異なります。

文部科学省からの早期卒業については以下の資料からご確認ください。

早修制度について

引用しますと、

○ 趣旨:
学部教育の全課程を修了することの意義を踏まえつつ、能力・適性に応じた教育を行う必要性
・一律に在学期間を4年とするのではなく、大学の責任ある授業運営と厳格な成績評価を 前提として例外的に4年未満の在学で卒業を認める

○ 対象者に関する要件:
・大学に3年以上在学したこと。
・卒業要件として大学の定める単位を優秀な成績で修得すること。
・早期卒業を希望すること。

○ 受入れ大学に係る要件:
大学が、学修の成果に係る評価の基準その他の早期卒業の認定の基準を定め、それ を公表していること。
・大学が、履修科目として登録することができる単位数の上限を定め、適切に運用してい ること。

下線部は、非常に大事で当てはまらない大学もあるかもしれませんので、気になった方は調べましょう。

早期卒業すると、大学中退扱いになるって話を聞いたことがあるよ

と言われる方が見受けられましたが、大学に確認したところ卒業・修了扱いとなるようです。

なので、心配はありません。

現在、学部生の方や大学院1年の方も努力すれば、早期卒業できるかもしれません

ぜひ、参考にしてください。

 

まとめ

大学を早期卒業することは、人生設計を考えた時に優先されるべき項目を選んだ結果だと考えました。

それは、個々人の考え方によるのでメリット・デメリットを挙げていきましたが、最終的な決定はあなた自身の努力と運と決断力に任せます。

ぜひ、人生についてよく考えて選択できることを祈っています。

早期卒業のメリット

  • 大学での学費を残りの学期分支払わなくてもよい
  • 早く就職して、同期より多くの経験が積める
  • 早期卒業するだけの力を示すことができる

早期卒業のデメリット

  • 大学で学ぶ時間が減ってしまう
  • 半期速い卒業の場合、秋季からの就職先が決まらない場合もある
  • 論文を雑誌投稿することや国際学会などの発表が必要とされる