本記事はこのような疑問を扱っていきます。
本記事の内容
- 個性的な人間になるためには?
- 具体的な指針
- まとめ
大学院に通い、研究をしながらブログを書いています。
こそあど(@ksad510310)と申します。
私は、高校生活の中で自分自身の存在価値について深く考えていました。
自分には誇れる特技もなければ、人を笑わせる芸もない。
自信の個性って何なんだろうと大学まで考えていたら、少し見えてくるものがあったので紹介してみようと思います。
個性的な人間になるためには?
個性的な人間になるためには?

個性的な人間と言われる人に共通しているのが固有のスタイルを持っていること。
そのスタイルとは、スキルをつなげて一つの線で描いたもの。
つまり、スキルは点で、スタイルは線。
個性的な人間は、このスキルをスタイルにする行為ができている人間を指しています。

これは、「リーダーシップからフォロワーシップへ カリスマリーダー不要の組織づくりとは 著:中竹竜二」に記載されています。
この本では、組織論からラグビーというスポーツにおける個々の選手のスタイルを活かした動きをどのように引き出すかという方法がまとめられています。
その本では、スタイルについてこう述べられています。
スキルは点であるため、点だけを盲目的に集めてもスタイルにはならないが、だからと言ってスキルがなければスタイルは確立されようがない。濃い線を描くためには、濃い点が必要である。
-「リーダーシップからフォロワーシップへ カリスマリーダー不要の組織づくりとは 著:中竹竜二」p.90-
また、アップル創業者スティーブ・ジョブスもこのように言っています。
先を見越して点をつなぐことはできない。振り返ってみて、初めて点をつなぐことができる。だから将来何らかの形で点がつながると信じることだ。そのためには、何かを信じることだ。直観、運命、人生、カルマ、何であれ
“You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So, you have to trust the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something – your gut, destiny, life, karma, whatever…”
-スティーブ・ジョブス スピーチより抜粋-
このスピーチの本来の意図は、人間関係の点と点をつなぐ利害関係の主張でのスピーチですが、これはスキルや経験にも言えると感じました。
このことから、個性的な人間になるためには、スキルや経験を集め、太い太い線を構築することだということです。
具体的な指針
具体的な指針

ざっくりいうと、その通りなのですが、何でもかんでも挑戦してスキルをつけようとしても挫折することが目に見えています。
また、スタイルがないことがスタイルといった0を1と主張する人がいるかもしれませんが、どんなに頑張ろうと0であることに変わりません。
なので、まずスキルを1つずつ積み重ねていくことを意識しましょう!

上の図のように、一つ一つのスキルを点として考え、大きくすることで、大きな線でつなげます。
一方、小さな点だと細い線になってしまいます。
では、スキルを濃くしていくためには、どうしたらいいのでしょうか?
- 自己分析する
- スキルを列挙する
- スキルを点数化する、エピソード化する
この三つを説明していきます。
指針1:自己分析する
指針1:自己分析する
就職活動やこれからの人生について考えていくときに必要になる自己分析。
自分の今までの経歴を振り返ることで、改めて自分が子供のころから好きだったもの、興味を持っていたもの、何気なく続けていたもの、やりたいと思っていたことなどを書きだしていきます。
そのほかにも、自己分析を手助けしてくれるツールを使ってみるとよいでしょう。
ドット風のキャラで自分の性格を反映したキャラが出来上がります。
9つのタイプから自分の性格に当てはまるものを導き出します。
はい・いいえではなく、6段階で近いものを選んでいき、性格を診断します。
指針2:スキルを列挙する
指針2:スキルを列挙する
自分自身の経歴や自己診断で得られた結果から、自分の伸ばしていくべきスキルを列挙していきます。
多すぎると、先ほどの図のようにただただ細い線が出来上がるだけになります。
なので、4つくらいに絞って書きだしてみましょう。
例えば、
- 英語が得意
- 几帳面
- 完ぺき主義
- 多くの接客をしてきた
といったように、自分自身の特徴・スキルを言語化して認識します。
このスキルには、
- 英語力
- コミュニケーション能力、接客力
- 筆記能力
といった、個人が持つ技術的な能力と
- 几帳面
- 完ぺき主義
- コツコツと作業をこなす
などの個人が持つ精神的な能力に分けられます。
この技術的な能力と精神的な能力が掛け合わさることによってスタイルは強調されて、個性が発現すると考えられます。
指針3:スキルを点数化する、エピソード化する
指針3:スキルを点数化する、エピソード化する
今持ち合わせているスキルを各個人が、他人にどう認識してもらうか考えてみましょう。
技術的なスキルは、評価がしやすいかと思います。
例えば、
- 英語力 → TOEIC ○○点、英検 〇級、IELTS ○○点
- コミュニケーション能力 → 知り合い ○○人、友達 ○○人
- 筆記能力 → 論文○○本投稿、ブログ○○本投稿
などです。
これは、他人が見ても評価がしやすく、個性としてもわかりやすいと感じます。
実際、このようなスキルを持つことを認知させると、初めてあった人は覚えるときに「○○の人だ!」という覚え方をします。
それこそが、個性ですよね。
嘘の情報で印象操作に使えてしまう場合があって、あまりよくないですが…。
また、今度は個人の性格的なスキルで、
- 几帳面 → 靴を脱ぐときは絶対にそろえる、机の上が常にきれい
- 完ぺき主義 → 誤字脱字がゼロ、一つの作業にかける時間が長い
- コツコツと作業をこなす → ○○日継続して発信しています など
このように、性格をエピソード化することで、その人の個性を認識しやすくします。
どんな人間かを示す言葉で表せるならば、それはあなたの個性です。
胸を張ってそのスキルを伸ばし、太い線のスタイルを形作りましょう!
まとめ
まとめ
最初の問題に立ち返ると、「個性を持った人間になりたいがどうしたらいいか?」ということでしたね。
この記事での私の答えは、
スキルを鍛え、スタイルを作り出すこと
です。
そのためには、
- 自己分析をする
- スキルを列挙する
- スキルを点数化する、エピソード化する
することをお勧めします。
スタイル = スキル(技術 × 性格)の集合
自分自身を見つめなおすときに、参考にしてもらえれば幸いです。
ここまで読んで下さりありがとうございました。